治療の基本方針

1. 患者様の治療理解
患者様のご要望をよく聞きながら、治療を進めるのが一番重要だと考えています。
応急処置後、カウンセリングルームで患者様の主訴やご要望などを聞き、出来るだけそれに沿った治療計画をたてる様にしています。
実際の治療にあたっては、治療のステップ毎に口腔内写真を撮り、説明しながら治療を進めています。これを当院では Visible Treatment (治療の可視化) と呼んでいます。患者様に治療を理解していただくのが安心して治療を受けていただく第一歩と考えています。

Visible Treatment (治療の可視化)
初診、及び治療のステップ毎にお口の写真を撮ります 写真でお口の状態や治療法などを説明しながら治療を進めます
初診、及び治療のステップ毎に
お口の写真を撮ります
写真でお口の状態や治療法などを
説明しながら治療を進めます

又、患者様に正しい歯科の知識をお持ちいただくのも重要だと思いますので、当院では歯科の豆知識、患者様の治療履歴やお口の写真などを経年的に書き込んだ「お口の健康手帳」をすべての患者様にお渡しすると共に、当院のオリジナルパンフレットもお渡ししています。尚、当院作成の色々なプレゼンも用意しております。

お口の健康手帳 お口の健康手帳
携帯に便利な様に45ページのA6サイズの冊子。
当院のオリジナルで、費用はいただいておりません。
パンフレット パンフレット
当院のオリジナルパンフレット、必要な説明を出来るだけ短時間で分かりやすく伝えるためのパンフレットです。
2. 長持ち
殆どの人は、一度治療すればそれを出来るだけ長持ちさせたいと望んでいる筈です。 しかし現実は、同じ歯を比較的短期で何回も治療する再治療が非常に多い様です。 その理由については二次カリエスをご覧下さい。
再治療度に、お口の健康が損なわれ食事、会話、全身の健康など人間らしく生きるための大切なものは失われ、 Quality of Life(生活の質)の低下をもたらします。
では、どうすれば再治療を少なく出来るのでしょうか。
そのために、医院が行うことと患者様に行っていただくことの2つがあります。

【 患者様に行っていただくこと 】
  • ホームケア(正しい磨き方)が出来ること
  • 定期的にメインテナンスに通院されること
【 医院が行うこと 】
  • 高品質な治療を行うこと(例えば、二次カリエスの予防
  • 咬合のチェックとコントロール(かみ合わせの調整、歯ぎしりの治療、歯列不正があれば、できれば矯正・・)を行うこと
治療の三本柱
以上の4項目を実践していただければお口の崩壊は防げる筈ですが、 私共は更に進んで病気に罹りにくい体を作るために、次の3項目を合わせて実践いただくことを提案しております。
  • 人生設計に健康プランを組み入れること
  • よく噛むこと(出来れば、ガムをかんだり、お顔の筋肉トレーニングを行う)
  • 笑うこと
※これらについては「歯科エコ」や「スマイル&表情筋トレーニング」に少し詳細に記載しましたので、興味のある方はそちらをお読み下さい。
3. 低侵襲治療
誰でも、出来るだけ苦痛のない様に治療をして欲しいと願うのは当然で、苦痛のコントロールは患者様にとって非常に大きな関心事だと思います。
歯科の治療で感じる苦痛は、痛み、振動や音、開口時の苦痛とその他の4つに分類できます。それを可能な限り低減することを当院では「低侵襲治療」と呼んでいます。
当院ではこれら不快事項を下記の様にして軽減しております。

痛み 麻酔が効けば疼痛は無くなりますので、疼痛の軽減は即ち注射針を刺入する時の痛みのコントロールになります。
表面麻酔の塗布、細い注射針や痛みを感じ難くデザインされたランセットポイント加工の注射針の使用、痛みを感じにくい部位への注射針の刺入と刺入手順、 電動注射器などを使った麻酔液注入スピードのコントロールなどいくつかのテクニックを組み合わせる事により刺入時の痛みを大幅に軽減出来ます。
振動や音 麻酔が効いていても、切削時の振動や音は骨伝道で耳に伝わります。これを軽減させるには、振動を軽減、又は与えなくする事です。 切れ味の良いバーを使用し力を入れず(フェザータッチで)切削すること、振動の少ない切削器具やレーザーの様に振動のない切削器具を使用することにより、 それらの苦痛を軽減させる事ができます。
開口 大きな口を開けていただく時や、タービンなどの切削器具を使用する時に頬や舌を傷付けない様にミラーなどでそれらの部位を押さえますが、その時に苦痛を感じられたことはないでしょうか。
顔の筋肉のコリを解すマッサージをしていただくと、お顔の筋肉が柔らかく伸び易くなりますので、 それらの苦痛が軽減されると同時に、頬や舌を損傷させるリスクも軽減します。
当院では患者様に、このマッサージ法を指導しております。
又、二次的な効果としてスマイルトレーニングにもなりますが、詳しくは「スマイル&表情筋トレーニング」をお読み下さい。
その他 ハイテク機器を使用すると低侵襲で高品質な治療が出来ます。 当院では、CT、マイクロスコープ、レーザーを使用しておりますが、それらについては、「診療科目と治療費」をご覧下さい。
又、最新のテクニックを応用する事で患者様に強い侵襲を加えることなく治療が出来るケースもあります。 例えば、歯周病菌集中消炎療法は外科処置でしか治せなかった歯周病を通常の歯周治療と消炎療法で症状を軽快させることが出来ます。

※歯周病菌集中消炎療法については「歯周病から歯を守る」をご参照ください。
4. 院内技工(技工士常在)
当院の殆どの補綴物(人工の歯)は、院内で技工士が製作しております。
完成した補綴物は口腔内で調整後、患者様のお口に装着しますが、この最終仕上げが非常に重要で、技工品質にこだわる場合はトレーニングされた技工士が院内に常在していることが必須となります。
又、義歯の破損など急な補綴のトラブルにも迅速に対応できるメリットもあります。

院内技工 院内技工で高品質な最終技工、及び義歯破損など急な補綴トラブルに迅速に対応できます。
5. プライバシー
当院はプライバシーが保たれるセミオープンの個室タイプの診療所です。従って、治療されている姿を他人に見られたり、話を他人に聞かれたりすることもなく、完全個室の様に密閉感もありません。
但し、外科室はクリーンに保つ必要から完全個室タイプになっていますが、扉は透明ガラスを使用し密閉感を感じ難い構造になっています。

セミオープンタイプの個室 治療室はプライバシーが保たれる
セミオープンタイプの個室
滅菌消毒
当院で使用するすべての器具は、この滅菌消毒室で滅菌消毒されます。
滅菌消毒できない筆の様な器具は使い捨てを使用し、安心安全な治療を心掛けています。
セミオープンタイプの個室
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